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紫苑のラブホテル初体験・後編

 01, 2011 21:06
紫龍に言われた椅子のようの物に紫苑は恐る恐る腰を下ろした。
「あ・・ちゃんと座れるんだ」やっぱり椅子だったのかと紫苑は少し安心して紫龍を見上げた。
「ほら、背中洗ってやるから」もうスポンジに一杯の泡を作った紫龍が待機している。
「はい、すみません」紫苑は申し訳ないような気持ちで紫龍に背中を明け渡した。
背中を擦るというよりも撫で回すような動きに、くすぐったいのを我慢しながら紫苑は背中を洗ってもらっていた。

「あっ!」突然の感覚に紫苑はまさに椅子から飛び上がらんばかりに驚いた声を上げた。
「えっ、何?やあっ・・」
背中を洗っていた筈の紫龍の掌が双丘の割れ目にそって、滑り込んで来たのだった。
紫苑は普段は隠されている部分が無防備に晒されている事に初めて気がついた。

「やっ紫龍・・やあぁぁぁぁ・・・」
「どうして、やなんだ?気持ちいいだろう?」
紫龍は窄まった部分に指を這わせながらそんな言葉を嬉しそうな顔で囁いてくる。
「しりゅう・・・やっ恥ずかしい」
そう言いながら閉じようとした腿を紫龍の手でもう一度開かされた。
後ろから、前から紫龍の手が紫苑の下半身に伸びている。

「いやっだめっ出ちゃうっ」
紫龍の巧みな指技であっという間に紫苑は高みに追いやられてしまっている。
今まで浴室で繋がった事は何度もあったけど、こんな恥ずかしい体勢は初めてだった。
その事が逆に紫苑に違う興奮を与えていたのだった。

「いいよ出して、何度でも出していいから」
優しく言いながら後ろに当てた指をぷつっと紫苑のまだ解さない後孔に差し入れた。
ボディソープの滑りはその指に少し力を込めただけで、紫苑の奥まで到達させる事が出来た。
「やぁん・・いっちゃう・・紫龍・・あぁぁっ」
滑りを帯びた手は紫苑のペニスをぬるぬると扱いている。
前と後ろを同時に攻められたら紫苑などひとたまりも無かった。

紫龍は一度吐精して脱力した紫苑を抱えて湯船に体を沈めた。
「あの椅子便利だなぁ、うちも買おうか?」
「いやっ」紫苑にしては即答で拒否の言葉を吐いた。
「どうして?紫苑だって椅子の上で気持ち良さそうに善がってただろう?」
「いやなものはイヤッ」あんな椅子が家にあったら、きっと毎日あの椅子の上に座らせられ自分はあられもない姿を紫龍の前に晒してしまう、それが紫苑にはどうしてもイヤだった。

買ってしまえばこっちのものだ、などと紫龍が考えている事など紫苑は気づきもせずに、場所をベッドに移された。
風呂の中で丁寧に解された後孔はもういつでも紫龍を受け入れられるだろう。
「紫苑、うつ伏せになって」優しく言葉を掛けながら、紫苑をうつ伏せの体勢にさせた。
「直ぐ挿れるよ、俺もちょっと我慢出来ない」
紫龍の声に紫苑は両肘をベッドに突いたまま、こくんと頷いた。

ぐぐーっと膨れ上がった紫龍の性器が押し当てられ、慣れてきたとはいえ紫苑は体を強張らせてその瞬間を待っていた。
「あぁぁぁ・・・ぁぁ・・・」
吐き出す嬌声に合わせるように、紫龍は押し当てた性器をぐいっと中に埋めた。
全てを埋めきった所で紫龍は動きを止め、馴染むのを待ちながら「紫苑、顔を上げて」と耳元で囁いた。
紫苑が俯いていた顔を言われた通りに上げると、その正面に自分の姿を映した大きな鏡がある事にやっと気づいた。

「いやぁ―――っ」まさかこんなあられも無い自分の姿を見せ付けられるとは思わなかった。
「ほら、ちゃんと見てて自分がイク所を」
そう紫龍に言われるが、到底顔を上げられそうになかった。
「いや・・紫龍・・恥ずかしい・・」
「恥ずかしくないよ、だからちゃんと見て、凄い綺麗だから・・」
どんなに優しく囁かれても、紫苑は顔を上げようとはしなかった。

「仕方ないなぁ・・動くよ」馴染んだのを確認した紫龍がゆっくりと抽送を始めた。
「あっあっ・・あっ・・」紫龍の腰の動きに合わせるように紫苑の口から喘ぎ声が漏れる。
仰け反った瞬間に見える自分の姿や顔を見る度に紫苑は目をぎゅっと瞑った。
紫龍もこの雰囲気に興奮しているのか、いつもよりも動きが性急だった。
「やっ・・あぁっ・・紫龍ぅ・・」紫苑の甘えるような声を聞いただけで、押し入った性器が容積を増してしまい、余計に紫苑を喘がせてしまう。

「紫苑・・中凄いよ、食い千切られそうだ・・」
「あぁ――っ、しりゅうぅぅぅ」再び絶頂を迎えそうな紫苑の良い所を執拗に擦ってやった。
「だめっ、いやっ、あぁぁっ、イっちゃうからぁ」
シーツにぽたぽたと零れる雫はその染みをどんどん広げていった。
「いいぞ、イって、後ろでイけばいい」
そう言うと紫龍はぐいっとその箇所を笠の部分で強く擦った。
「あぁっだめぇ――っ、もっ・・いやぁ――――っ」
紫苑の嬌声と共に、孔の中が激しく蠢き後ろで達した事を紫龍に教える。

紫苑はもう肘で体を支えている体力もなく、シーツに肩を突いてあえいでいた。
程なくして紫龍も蠢く孔の中に全てを吐きだした。
「はぁっ、はぁっ、」後ろでは達したがまだ吐精していない紫苑のペニスを扱いてやると、とろとろと甘い蜜を吐き出した。
ビクンビクンと震えるペニスと体はピンクに染まって、綺麗だと紫龍は疲れた頭で思っていた。
「紫苑、良かったよ」背中に口付けしながらそう囁くと
「紫龍・・嫌い」とぼそっと紫苑が呟いた。

「えっどうして?」まさか嫌いだなんて言われるなんて想像もしていなかった紫龍が慌てて聞くと
「僕の嫌がる事ばっかり・・・」
今まで散々甘やかされて来た紫苑は、今日の紫龍のとった行動はとても考えられない事だったみたいだった。
「ごめん紫苑・・」紫龍は未だ繋がったままの紫苑の体勢を変え上を向かせた。
紫龍と目が合うと、ぷいっと横を向いた。
そんな紫苑が可愛くて、下半身の熱がぶり返して来て紫苑の中で育ち始めた。

「やっ・・」そんな紫龍の体から逃げようとする紫苑を抱き上げ膝に座らせ
「紫苑、好きだよ」と囁くと紫苑が少しだけ視線を絡めてきた。
「紫苑、大好きだよ愛してる・・もう紫苑の嫌がる事はしないから」
「本当に?もうこんな事しない?」
「ああ、もうしないよ、明日からは・・・」
「紫龍・・僕も好き」
肝心な台詞を聞き逃した紫苑は、自分からそっと紫龍の唇に近づいて行った。

絡めるキスを何度も交わしている間も、紫龍は下から突き上げてくる。
紫苑が上になることで、その繋がりは一層深いものになっていた。
「ぁぁぁぁ・・・」何度も突き上げられ紫苑はみたび絶頂を迎えた。

初めて来たラブホテルのベッドの上で紫苑が疲れたようにうつ伏せていた。
「紫苑、泊まる?」
「いやっ帰る、部屋に帰りたい・・」
どうしてもこういう雰囲気に紫苑は馴染めないでいた。
「じゃシャワー浴びてから帰ろうか?」
「・・・・・ひとりで入るから、絶対見ないで」
「判ったよ、連れて行こうか?」
「大丈夫・・・」そう言って紫苑はよろけながらひとりで浴室に向かった。

「絶対見ないでよっ!」紫苑に念を押され、溜息を吐きながら「見ないよ」と答え、紫龍は備え付けの冷蔵庫からミネラル・ウォーターのペットボトルを2本取り出した。
その横に小さな自販機のような物が備え付けてあった。
何気なくそれを見た紫龍の顔が綻び、背広のポケットからサイフを取り出し札を入れた。

見られる事を心配したのか、即効で上がって来た紫苑が背後から声を掛けてきた。
「紫龍もシャワー使えば?何してるの?」
「ああ、俺もシャワー使うよ」
とだけ答えて紫龍は今買ったばかりの箱を背広の下に隠して浴室に向かった。

紫苑は開けてないペットボトルに手を伸ばし、キャップを外すと口に付けゴクゴクと喉を鳴らした。
「あぁあ、こんな所に背広置きっぱなしにしてぇ」
そう呟きながら、紫龍の脱ぎ捨てた背広を持ち上げ、
その下から現れた箱を見て引き攣った顔で固まった。

そして紫苑がきっちりと服を着込むとその箱を前に正座して
浴室から出てくる紫龍を待っているとは、さすがの紫龍も思いもしないで鼻歌混じりで浴室から出てきて、紫苑の前に置かれた箱を見て、ちっと心の中で小さく舌打ちしてから口を開いた。
「ごめん・・・」と。




ス・スミマセン^^;
内容のあまり無いエチだけの話になってしまいました。


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