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お菓子な気持ち 6

 08, 2011 00:00
 比嘉は真琴の腰の下にクッションを押し込み、自分で膝裏を抱えるように指示した。言われるがまま真琴がその体勢に変える。
「あぁぁ……」
「どうしました?恥ずかしいですか?」
「違う……凄い興奮する!この格好」
 やはり普通とは感覚がずれている真琴に溜息を落しながらも、その姿に見惚れたりもしてしまう。

「丸見えですよ真琴さん」
「ダメ……比嘉見ないで」珍しく恥じらうのかと思いきや
「見られているだけで僕イキそう……」何と快感に素直な体なのだろうと比嘉は口角を上げた。

「比嘉……早く挿れて」
 もう我慢できないという顔で、真琴は強請るが流石に初めての真琴を、指2本でしか解していないまま貫くわけにはいかなかった。
「もう少し解しますから」
 比嘉は再びローションで指を濡らし真琴の孔に突き刺した。
「あぁ……ん、もうイっちゃう」
「先に一度出しておきますか?」
 簡単に頷くだろうと思われた真琴が必死に顔を横に振った。
「……初めてだから比嘉と一緒にイク」
 駄々っ子のようだが、真琴の目には強い意志があった。

(か・可愛い……)
 大人同士の付き合いに慣れている比嘉にとって、真琴の一途さは新鮮で且つ何か嬉しかった。この真琴が自分を受け入れた瞬間に見せる顔を早く見たいと比嘉は、らしくもなく甘い顔になった。
 性急に指を3本に増やし解す。もうパンパンに膨れ上がった真琴のペニスが可哀想で可愛かった。
 これで充分だろうと指を抜き「真琴さん挿れますよ?本当にいいんですね?」と最後の確認をとった。

「もっ早く……比嘉のその大っきいペニス挿れて……」
「では」
 一声かけてから比嘉は自分の切っ先をローションで潤う蕾に宛がった。ぐっと腰に力を籠め、未通の孔に侵入を試みた。性能の良いローションに助けられ、比嘉のペニスが真琴の熱をまとった。
 その瞬間真琴の顔が苦痛に歪むのを認めながらも、半分程体を進めた。

「はぁ…………っ」
 止めていた息を苦しくなって真琴が大きく吐いた。その隙に比嘉の腰は更に進み、真琴の腰を持った手を引き寄せながら、ゆっくりと全てを埋め尽くした。
「真琴さん、大丈夫ですか?痛くないですか?」
「…………」
「真琴さん?」

 痛みのせいか、興奮のあまりか判らないが真琴は既に意識を手放していた。まだ馴染んでいない体は動かす事も出来ずに比嘉は真琴の中で静かにしているしかなかった。

「真琴さん、真琴さん?」
 比嘉の呼びかけにやっと覚醒した真琴に大丈夫ですか?ともう一度声を掛ける。
「僕……あんまり嬉しくて気絶しちゃったみたい」
 比嘉の想像しなかった答えが返ってきた。


(今、俺は世界一ニヤケタ顔をしているだろう……)比嘉は心の中でそう失笑した。



「動きますよ……」比嘉の言葉に真琴は体を強張らせた。
「そんなに力を入れたら痛いですよ?」
「だっだって……」
 心と体が別物だと真琴は言いたかったが、それさえも声に出せない程に緊張していた。真琴の緊張を他所に比嘉が腰を引いた。

「!」
「だから……力を抜いて下さい」
「ご・ごめんなさい」
「怒っているわけでは無いのですよ?真琴さんもツライでしょう?」
「ううん……気持ちいい」
 真琴の言葉にふっと口角を上げた比嘉が「そんな嘘はあなたには似合いませんよ」と窘めた。

「うう……ごめんなさい、嘘言いました。いた―――い!」
 涙目でそう叫ぶ真琴の唇を啄ばんだ。きょとんとした目で真琴の動きが止まり、体から少し力が抜けたのを感じて比嘉が引いた腰を押し付けた。
「あうっ……」
 入口は引き裂かれるような痛みを感じているが、中はというとそんな痛みはなかった。
 今の比嘉の動きで擦られ、それが少し気持ちいいと感じてしまっている。

「比嘉ぁ……お願い、そっとして」
 比嘉は真琴の望み通りにゆっくりと抽挿を始めた。ローションの滑りが抽挿を手助けしてくれている。何度か繰り返しているうちに、比嘉の形に真琴の胎内が馴染み纏わり付いてくるようだった。
「真琴さん、いいですよ……」
 比嘉の息も少し上がっているようで真琴はその声に興奮してしまう。

「あぁん……」
 媚薬が体に浸透してきたのだろうか、奥が疼くような気分になってきた。真琴は自分で腰を揺らし、比嘉のペニスを奥まで誘い込もうとしていた。
「やはりあなたは貪欲な方が似合っていますね。これが欲しいんですね」
 そう言うと比嘉は一気に再奥を目指して腰を打ちつけた。

「いやぁーっ」
 真琴は比嘉と繋がった喜びと、体から湧き上がる快感で嬌声を上げる。
「ここはどうですか?」と比嘉に擦られた瞬間に真琴の体が跳ねた。
「いやっダメッ!出ちゃうからダメぇー」
 そんな真琴を楽しむように、比嘉はそこに重点を置いて攻め上げた。

「比嘉っ、一緒に……」
 プライドの高い比嘉は、本来ならば真琴のペースで自分も達く事は望まなかったが、一緒に達く事に拘っている真琴の願いを一度くらいは叶えてやろうと思った。
(ん?一度くらいは……?)その思考自体が今後があるという事なのだと比嘉は気づいた。

 吐精寸前まで高められた真琴の体は綺麗だと思った……そしてその昂ぶりに比嘉は、手を伸ばし握り込み「一緒に達きますよ?」と声を掛けると、真琴の顔が綻んだ。

 真琴の白濁を手の平に受け止めながら、比嘉は真琴の中に一度目の精を放った。
 脱力し肩で息継ぎをしている真琴からは何の言葉も出ては来ない。

 粗い呼吸を繰り返す度に真琴の薄い胸板も上下し、その尖りが比嘉を誘うように主張している。指先を伸ばしそっと摘まむと真琴の体がビクンと震えた。指の腹で紙縒りを作るように擦り合わせると、真琴の潤んだ体がきゅんと比嘉のペニスを締め付けてくる。

 その真琴の反応につい比嘉の達ったばかりのペニスもツンと硬度を増した。
「はぁん……比嘉のまだ大きい……」
 それが苦情なのか悦びなのか、推し量れない比嘉は摘まんでいた尖りを引っ張り上げた。
「あうっ……」
 その刺激に反応する真琴のペニスを見れば、悪戯心が芽生えベッドに転がっていた紫のローションを真琴の胸に塗り付けた。

 滑りの良くなった指先は摘まんだり転がしたりと自由自在に動き回る。
「あぁん……気持ちいいぃ……」
 その喘ぎに調子付いた比嘉はすっかり勃ち上がった真琴のペニスにもローションを垂らし塗り込めるように弄り扱き始めた。
 真琴の中で、もう比嘉のペニスもMAX状態に回復していた。

「貴方の体は何処も彼処も感じやすく出来ていますね」
「あぁん……比嘉だって……僕に感じてるくせにぃ……はぁっ」
 否定できない悔しさに比嘉は真琴の体を弄っていた指を全て離し、腰を引き切っ先だけを中に留めた。

「あん……比嘉いやだ……」
「ん?どうしましょう?」
「もっと……奥まで……比嘉の厭らしいの欲しい」
(厭らしいのって……)
 無意識に人を煽る真琴を焦らすように少しだけ腰を進めた。濡れた目の真琴が下から比嘉を見上げた。
(厭らしいのは貴方の方です)比嘉はそう思いながら、ねっとりとした真琴の胎内に呑み込まれて行った。

「あぁ…………っ」
 真琴がぎゅっとシーツを握り締めるのを目の端に入れながら比嘉は抽挿を始めた。


「比嘉……気持ちいい……」
 真琴は息を上げながらそう言って比嘉を煽る。
 本人が故意に煽っている訳では無いのだろうが、喘ぐような口元を見ると比嘉は自分の芯が熱を増すのが判った。

 男を抱く事には慣れていた……つもりだったが、どうも真琴に関してはそれが通用しないような気がしてきた。
もっと乱れ狂う真琴を見たかった、いい声で啼かせてみたかった……


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COMMENT 3

NK  2011, 12. 08 [Thu] 00:21

昼間は有能な企業戦士で、夜は誘い受けの淫乱ちゃん。
言動は、予想外の突飛さ。
kikyouさんの意図とは違っても、独断分類しちゃいます。
真琴さんは「不思議ちゃん系」(←命名)に属することにしました。
でも、最初の頃の紫苑ちゃんが、優秀な頭脳に、生活全般での思考が
不思議ちゃん系だったのですよね。
彼らは共通??

けいったんさまならもっと良いネーミングを考えて下さるかな。

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-  2011, 12. 08 [Thu] 00:31

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-  2011, 12. 09 [Fri] 12:10

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